医者と患者の「情報格差」

医者や整体師の知識は、あなたと同じじゃない。よく情報格差がネットのおかげでなくなって、むしろ患者さんのほうが情報を持ってるとか、そんな話があるけれど、実際は違うよ。

そりゃ、もちろん。今の時代、情報はカンタンに手に入る。調べようと思えばいくらでも調べることができる。そして、患者さんの中にはマニアックな人がいて、新しい病院や新しい治療方法に対して、めちゃめちゃ詳しいってこともある。

でもね。
大抵の病院や医療関係者・整体師などは、あなたに対して、ホントの情報は絶対に出さないの。ホントの情報を言っても通わなくなったら困るし、自分の売上が下がるから、そんなことは絶対にしないのよ。一方で、あなたは必死に情報をネットやクチコミを24時間365日検索して、そのことばかり考えてると思う。

だから、情報格差はやっぱりある。
治療者とお客様とで。

なので、治療者である相手の情報レベルを見極めて、調べていかないといけない。相手がどれくらいの情報を持っていて隠しているのか？一貫性があるのか？とかね。

とある整体院では『ウチは通わせない整体院ですよ！』と言っておきながら、いかに症状を完治させずに回数券を買わせるか？という売上ノルマがあるところがあるらしい。それで1人のお客様が3000万円も合計払ったらしいよ。びっくりだ…。

自分が信頼している情報が、ウソを掴まされてることは多々ある。だから、違和感があり一貫性に乏しければ、確認しまくろう。矛盾に気づけば、あなたもきっと気づけるはず。元患者の僕だからこそ、それはわかる。

覚えておいて。
治療者は、あなたと同じ情報どころか、とんでもない情報量を隠し持っているということを。

PS. 病院での勤務時代に聞いた「膝の手術の考え方」がものすっごく怖かった。そういった経営理論が紛れてるんだと唖然…。気になる方は、対面の時にお伝えしますね。