今の時代、整体をやっていると、めちゃめちゃいろんな改善例が集まる。肩こり一つとっても、原因やメカニズム、ストレスの感じ方、どんな両親でどんな教育を受けてきたか、などなど…。

結果、個別でガッツリ対応できる整体院が少ないから、統計的なデータ=エビデンスのある対策に固執する人が多い気がする…。

エビデンスというのは何千人という人たちがこれくらい良くなったというデータでもあるが、逆にいえば、その中で良くならなかった人たちも多く含まれている。

それを正しく解釈し、それが目の前のお客さまにどういう応用ができるか?ということを考えないと、うまく活用することができない。

ちなみに、肩こりは3000人以上の方を見てきたけど、肩自体が原因だったのは2例くらいだった、、、と僕は感じてる。

本をどれだけたくさん読んでも、目の前の患者さんにしか本当の答えは書いていないから、データやエビデンスは参考程度にして、ちゃんと頭で考えないと、絶対に解決しないのと同じ。

エビデンスを盲信せずに、目の前に起きてる不調を直視していくべきだよね。

卒業させる整体院 いっせい

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